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2023.11.06 沖縄情報

わったー自慢のオリオンビール㏌名護工場を見学行ってきた(^^♪

オリオンビールと言えば、わったー自慢のオリオンビールでおなじみですが、
沖縄県民のソウルビア!ですし、もう60年以上も親しまれています。
小さな島の奇跡、沖縄県内では最も大きい製造業であり、今では観光資源としても重要なブランドです。

ドイツでは、「ビールは工場の煙突の影が落ちる場所で飲め」といわれるほど、鮮度が重要なビール
の旨さ。
それならばと、名護工場で飲むビールがいちばんうまいはず、ということで行ってきましたよ。
今では、技術も進んで、いつでもおいしいビールが飲まれていると思いますが、
以前は、ほんとにオリオンビール工場の近くで飲むビールが全然違う!という逸話もあったぐらいで
す。(個人的には、工場からほんのり甘い香りがしていて、そうさせてたんじゃないかと思っています)

では、いってみましょ!
アリッかんぱい!

GRGホテル那覇東町スタッフがおススメするオリオンビール名護工場だよ!
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目次
1.オリオンビールの成り立ち
2.オリオンビールとは!
3.オリオンハッピーパーク名護工場見学へGO!

オリオンハッピーパーク名護工場
https://maps.app.goo.gl/DJ4pgMyJK2NPm5VNA
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

1.オリオンビールの成り立ち!

沖縄ビール株式会社として米国統治下の1957年に設立された現オリオンビール株式会社。
1950年代の沖縄は朝鮮戦争の特需と軍事基地建設などの基地収入、廃材やスクラップブームなどの
影響で好景気でした。ビールや洋酒などの嗜好飲料の輸入も増加していました。
米国施政権下の琉球政府は、産業振興を推進するために様々な計画を打ち出していきます。
そんな中、沖縄の社会経済復興には第二次産業を興すべきであるという志から、宮古群島政府知事を
経て、具志堅宗清は沖縄発となるビール会社を創立しました。

ビールづくりには、良質の水が必要となるため名水で有名な名護に工場を建設することを決定し、今
の名護工場があります。

ビールの名称は、1957年に募集広告が掲載され一般公募により「オリオンビール」と決定した。オ
リオン座は南の星であり、沖縄のイメージにマッチしていること、また星は人々の夢や憧れを象徴す
る」ことを選定理由として、60年以上経過した今でも親しまれています。

2.オリオンビールとは!

オリオンビールは、全国シェアでは約1%とキリンやアサヒビール、サッポロビールやサントリーと
いった大手と比べると見劣りしますが、沖縄県内でのシェアは非常に高く、今でも50%のシェアを
誇ると言われています。40年ほど前は80%という時代もあったようです。
毎年恒例の、オリオンビアフェスタは、地元のアーティストをステージで楽しみながらオリオンビー
ルを味わうイベントです。沖縄の文化と共に、単なるプロモ―ションを超えた企業イメージをブラン
ディングしています。
戦後、沖縄の社会経済復興という創業者の想いから生まれたビール。沖縄の発展に貢献しながら売れ
るという使命を背負い、様々な、タレントやアーティストをCM起用することでも沖縄に貢献する意
味合いを含んでいると言われています。

最近では、観光客がオリオンビールのロゴマークTシャツを気の合う仲間と一緒に来て国際通りを歩
くことが「バズってる」ことも、沖縄が誇るビールとしての存在感を魅せています。

そんなオリオンビールですが、南国沖縄の高温多湿から飲みやすいライトなビールとして親しまれ、
発泡酒やチューハイなど幅広いアルコール飲料を発売しています。

オリオン・ザ・ドラフト
プレミアム75BEER
オリオンサザンスター
オリオンWATTA
オリオンクリアフリー

3.オリオンハッピーパーク名護工場見学へGO!

オリオンハッピーパーク名護工場は、沖縄県名護市にあるオリオンビール名護工場の観光スポットで
す。オリオンビールの製造工程を見学したり、出来立てのオリオンビールを試飲したりすることがで
きます。

工場見学の所要時間は、約60分程度。
自由見学というよりは、ガイドさんがついて工程を説明し、学びながら楽しめます。
オンライン予約で、カレンダーを見ながら簡単に予約できますが、なるべくは人数をハッキリさせた
うえでご予約が望ましいようです。料金は大人500円~になりますので気軽に参加できますね。

さて、いよいよ工場見学が始まります。
入口を入ると、巨大な真鍮の煮沸窯が迎え入れてくれます。
昭和の重厚さを感じさせるモニュメントですが、なかなか渋いですね。

受付けには券売機があり、スタッフが丁寧に予約確認していますので声かけてみてください。
スタートまで少し時間があったので、オリオンビールの歴史を学びながらしばし待ちます。

そして、いよいよ集合した人々を先導して20人程度の団体見学となります。
ノリアイ見学というような感じですね。

見学誘導スタッフのガイドをいただきながら、スタート。
オリオンビールの製造工程を含めて、全体像をご説明いただきました。

◆原料/粉砕加工
  ↓
◆仕込み
  ↓
◆発酵
  ↓
◆貯蔵
  ↓
◆濾過
  ↓
◆ビン詰め/缶詰/樽詰
  ↓
◆製品検査・出荷
  ↓
◆カンパイ!

これが、美味しいビールができるまでの工程です。

【原料・粉砕】

ビールの主な原料は、麦芽・ホップと良質な水。オリオンビールでは、世界各地より厳選されたもの
を取り寄せて使用しているそうです。 麦芽:大麦を発芽させたものを麦芽(モルト)といいます。
麦芽はビールの味を決める大切な素材。ヨーロッパ、オーストラリア、カナダ等より特別に厳選され
たものを使用しています。 ホップ:ホップは、ビールに香りと苦味、泡持ちを与えます。主にチェ
コ、ドイツ産を使います。

【仕込み】

粉砕した麦芽を仕込槽に入れ加熱すると、糖化が行われ、甘い麦汁(ビールの素)ができます。 こ
れをろ過して煮沸釜に移し、ホップを加えて煮込んだあと冷却し、 発酵タンクへ送ります。工程は
すべてコンピュータで管理しています。

【発酵】

冷却した麦汁に酵母を加え発酵させます。麦汁中の糖分は酵母の働きによりアルコールと炭酸ガスに
分解され、約7日間で若ビールになります

【貯蔵】

若ビールを十数日間、時間をかけてゆっくりと成熟させると、調和のとれたおいしいビールが出来上
がります。

【濾過】

貯酒タンクで熟成されたビールから酵母と余分なタンパク質を取り除き、琥珀色の清澄なビールを作
り出します。植物プランクトンの化石である珪藻土を用いて ろ過を行います。

【びん詰・缶詰・樽詰】

ろ過されたビールは、徹底された品質管理のもと自動化された生産ラインにて容器へと詰められま
す。 びん:19,200本/時 缶:72,000缶/時 たる:720本/時

1分で仕上げる缶詰の量です。
凄い量ですね、1分ですからね~。

【製品検査・出荷】

さまざまな検査機、化学検査、微生物検査をクリアした製品は、最終的に訓練された香味パネリスト
により厳しくチェックされ、出荷OKとなります。
各種検査をパスした製品は、沖縄県内、県外、海外と様々な市場に送り出されます。

オリオンビールでは、工場廃棄物処理0を目指して、さまざまな取り組みに臨んでいます。
製造工程で排出される廃棄物を再利用したり、新しい形で再資源化されたりすることで、
循環型社会への貢献を約束しています。

最後はもちろん、ビールの試飲。
と言いたいところですが、私達は車両があるのでノンアルをいただきましたよ。
皆さんはぜひ、おいしいオリオンドラフトビールをご堪能くださいませ。

オリオンビールグッズも豊富にあります、ぜひお買い求めください。

オリオンビール名護工場前です、駐車場もゆったりありますので、お車の方も大丈夫ですが
ハンドルキーパーを忘れずにですね。

オリオンハッピーパーク・名護工場はいかがでしたか?
工場見学して、子供たちと学びながら、大人も楽しめる!
ぜひ、沖縄旅行の際は、一度ご来場ください。
観光スポットの案内などは、GRGホテル那覇東町スタッフにお気軽にお尋ねください!

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